大切な人の車だから。1日(24時間)だけの自動車保険(ちょいのり保険)にも、車両補償をプラス!
この記事でわかること
- ファミマのちょいのり保険(1日自動車保険)には、車両補償を付けることができる
- 車両補償のメリットと注意点
- 車両補償の金額と加入方法
大切な家族や友人から借りる車だからこそ、いざという時は相手方だけでなく借りた車の補償もしてくれる「車両補償」があれば安心です。それでは1日(24時間)だけの自動車保険にも車両補償はつけられるのでしょうか。ファミマの「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の車両補償のプランと補償内容、そして注意点について説明します。ぜひ参考にしてください。
目次
「ちょいのり保険(1日自動車保険)」にも車両補償が付けられる!
ファミマの「ちょいのり保険(1日自動車保険)」は家族や友人から借りた車に、借りている期間だけ自動車保険をかけられるうえ、お近くのファミマで加入できる等利便性の高さが強調されますが、補償対象はどの程度のものなのでしょうか。
車両補償は1日自動車保険にもある
ファミマの「ちょいのり保険(1日自動車保険)」にある車両補償とは何のことでしょうか。
ご自身が運転している“借りた車”の損傷を補償する内容です。
「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の車両補償の内容をご紹介する前に、そもそも「車両補償」とは何なのかを確認しておきましょう。
<車両補償とは>
運転中の事故により借りたお車に損害が生じ、修理、あるいは代替車を購入した場合に、その費用を補償するものです。補償内容(限度額や自己負担金額等)は保険会社やプランにより異なります。
車両補償があれば運転中の事故で相手方だけでなく、借りた車に損害が生じたときに補償してくれるのです。親しい人の車だからこそ万が一の事故で借りた車を傷つけてしまったあとのフォローは大切です。「ちょいのり保険(1日自動車保険)」を利用するなら、こちらの車両補償もぜひ検討してみてください。
補償内容が異なる?選べる2つのタイプの補償
「ちょいのり保険(1日自動車保険)」車両補償ありのプランについて、補償内容が違うようですが、どちらに加入すればよろしいのでしょうか。
「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の車両補償とは、運転中の事故によって、借りたお車に損害が生じたときに保険金が支払われる補償のことです。車両補償を行うプランはレギュラープランとプレミアムプランがあり、レギュラープランでは、補償される事故の対象をお車同士の衝突事故等に限定していますので注意が必要です。
ファミマの「ちょいのり保険(1日自動車保険)」では、「シンプルプラン」に加え、「レギュラープラン」と「プレミアムプラン」の2つの車両補償ありプランを用意しています。具体的に内容はどう異なるのでしょうか。
車両補償では借りたお車の修理費用や、借りたお車の代替車の購入費用を1回の事故で300万円を限度に補償します。ただし、補償されるのは全額ではなく、レギュラープラン、プレミアムプランともに15万円をご自身で負担する必要があります。(免責金額)
また、借りたお車の代替車を購入した場合は、「1.修理する場合にかかる費用」「2.代替車の購入費用」「3.借りたお車の時価額」の中から、一番低い金額を限度に補償します。
プラン毎の補償内容について
プラン名 | 車両補償の補償範囲 | 保険金額 | 免責金額 (自己負担額) |
---|---|---|---|
レギュラープラン*1 | 運転中の事故かつお車同士の事故等に限定 | 1回の事故で300万円限度 | 15万円 |
プレミアムプラン*2 | 運転中の事故 |
*1「借用自動車の復旧費用補償特約(対象事故限定条件付)がセットされます
*2「借用自動車の復旧費用補償特約」がセットされます
さらにプレミアムプランでは弁護士費用特約も付いています。
<弁護士費用特約とは>
運転中に他の車に衝突された場合、ぶつけた相手に法律上の損害賠償請求をするための弁護士費用と法律相談費用を補償してくれます。
プレミアムプランの弁護士費用特約では、300万円が1つの事故の補償を受けられる方1名あたりの限度となります。
また、借りたお車を運転中に対人事故を発生させた際の刑事事件に関わる弁護士費用および法律相談費用に対して、1事故について補償を受けられる方1名あたり原則150万円を限度に保険金をお支払いします。
弁護士費用特約を利用する場合、弁護士等への委任や法律相談および弁護士等への費用の支払いに際して、東京海上日動に事前連絡が必要です。
また、東京海上日動が別途定めている上限額の範囲内で、弁護士等への報酬を負担した場合、保険金が支払われます(法律相談費用補償特約も組み合わされます)。
車両補償のメリット
車両補償をつけないプランを検討しています。なるべく安く済ませたいので…。
車両補償のメリットは修理費の補償だけではありません。ご自身の運転シーンや技量とメリットを比較して、加入を検討してみてください。
ファミマの「ちょいのり保険(1日自動車保険)」で車両補償を付けるメリットをまとめてみましょう。
<車両補償3つのメリット>
- 300万円を限度に修理費の補償が受けられる
- 借りたお車の代替車を購入する場合も補償を受けられる
- 弁護士費用特約を受けられる(プレミアムプランのみ)
注意. ①②には、それぞれ免責金額(自己負担額)があります。また、いずれにも上限額があります。
車両補償を付けることで、プレミアムプランの場合、電柱や壁、ガードレール等に車体がぶつかって破損した場合等も補償されるため、車を借りる側はもちろん、車を貸してくれる方もより安心できるといえます。
※レギュラープランの場合は、お車同士の衝突事故等に限定されます
なお、レギュラープランとプレミアムプラン共に
- 駐車中や停車中の事故は対象にならない(運転中が対象であるため)
- 車が盗難された場合も補償されない
ため、注意が必要です。
借りているお車だからこそ車両補償も付けるのがベスト!
家族や友人から借りる車だからこそ、万が一、事故にあった場合も借りた車の損傷で迷惑をかけたくありません。そのためにも、あらかじめ車両補償を付けて備えておくのがベストです。
事故に遭ったときの車両補償の必要性がない場合との比較と注意点
あまり移動距離のない場所の荷運びに知人の車を利用します。車通りも激しくないので「車両補償」は入らなくてもよろしいでしょうか。
「車両補償」は運転中の借りた車の損傷が対象となり、車同士の事故だけが対象ではありません。例えば道が細い、駐車スペースが狭い等の理由で車を傷つける可能性があるのであれば付けておくことをおすすめします。
※この場合は、プレミアムプランのみ補償対象となります
事故に遭うと相手方だけでなく、自分が運転している“借りた車”も損害を受ける可能性があります。親族ではなく、友人や知人から借りているときに、車を傷つける、あるいは壊してしまった場合は、その車の損害については、借りている側が賠償するケースがほとんど。そのような場合の負担を軽減するためにも、車両補償が付いているプランに加入するのがおすすめです。
それでは具体的に車両補償が必要になるのはどのような状況でしょうか。いくつか例をあげます。
<補償が必要になる状況>
- 車両同士の事故で自車も破損した
- カーブを曲がりきれずガードレールに衝突して車が破損した
- 車庫入れに失敗して車に傷が付いた
このように必ずしも自動車同士の事故だけでなく、運転ミス等により運転中に車が傷付いたり破損した場合、車両補償を付けていれば、15万円を超えて発生した修理代を、上限300万円まで補償します。
※②③はプレミアムプランのみ補償対象となります。
家族や友人のお車を安心して借りるために
「車両補償」では実際にどのように、どれくらいの金額が補償されるのでしょうか。想像がつきません。
各プランで免責金額(自己負担額)はあるものの、運転中の借りた車の損傷について上限300万円まで補償されます。いくつか具体例を挙げてみますのでご確認ください。
ファミマで加入できる「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の「レギュラープラン」「プレミアムプラン」なら、借りているお車が運転中に壊れたときに補償が受けられます。免責金額があるものの、上限300万円まで補償されることは安心に繋がります。大切な家族や友人から借りる車ですから、補償も付けてより安全に運転しましょう。
それでは実際にどのように補償されるのでしょうか。いくつか例を挙げてみます。
<補償例>
例1.車庫入れに失敗し、借りた車に傷を付けてしまい修理代13万円が発生した場合
シンプルプラン :自己負担額13万円 補償額-
レギュラープラン:自己負担額13万円 補償額-(補償範囲がお車同士の衝突事故等に限るため)
プレミアムプラン:自己負担額13万円 補償額0円(自己負担額15万円を超えていないため)
例2.ガードレールに衝突し、借りた車が破損して修理代100万円が発生した場合
シンプルプラン :自己負担額100万円 補償額-
レギュラープラン:自己負担額100万円 補償額-(補償範囲がお車同士の衝突事故等に限るため)
プレミアムプラン:自己負担額15万円 補償額85万円
例3.車両同士の事故で、借りた車が破損し修理代320万円が発生した場合
シンプルプラン :自己負担額320万円 補償額-
レギュラープラン:自己負担額35万円 補償額285万円
プレミアムプラン:自己負担額35万円 補償額285万円
あくまでこれは一例ですが、車両補償があるのと無いのとでは修理代等の金額により大きな差が生まれます。特に補償額が大きくなればなるほど、あるいは事故の規模が大きければ大きいほど、車両補償に加入しておく重要性の高さに気づくはずです。
<車両補償ありプラン2つの注意点>
- 駐車中や停車中の事故は補償の対象にならない
- 盗難された場合は補償されない
「運転中の事故」を対象にしている補償のため、駐車中はもちろん停車中も運転していないと見なされ補償の対象外になってしまいます。
「ちょいのり保険(1日自動車保険)」に車両補償をプラスして安心もプラス!
ファミマの「ちょいのり保険」(1日自動車保険)に車両補償をプラスするメリットを紹介してきました。では、具体的に車両補償をプラスするといくらかかり、申込の手続きはどこで、どのようにして行えばいいでしょう?
「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の車両補償の各プランの保険料
「レギュラープラン」、「プレミアムプラン」をプラスするといくらかかるでしょうか? 主な補償も含めて確認してみましょう。
<ちょいのり保険の保険料と主な補償>
ちょいのり保険(1日自動車保険)各プランの主な補償
プラン | シンプルプラン | レギュラープラン | プレミアムプラン |
---|---|---|---|
24時間あたりの保険料 |
800円 |
1,800円 |
2,600円 |
賠償に関する補償 | ● | ● | ● |
ご自身・同乗者の補償 | ● | ● | ● |
ロードアシスト | ● | ● | ● |
車両補償 | - | ▲免責金額 (自己負担額) 15万円 (対象事故限定条件付) |
●免責金額 (自己負担額) 15万円 |
その他の補償 弁護士費用特約 |
- | - | ● |
「シンプルプラン」だと800円ですが、1,000円プラスすれば「レギュラープラン」にグレードアップ可能です。お車同士の衝突事故等で運転中の事故で借りている車が損傷しても、15万円を超えた修理費を上限300万円まで補償。
さらに800円プラスすれば、より補償の厚い「プレミアムプラン」にできます。運転中の事故で借りている車が損傷した場合の補償だけではなく、弁護士費用特約付き。レギュラープランと比べると800円の差が、補償が必要なとき大きく影響するといえます。
ファミマで「ちょいのり保険(1日自動車保険)」に簡単に申し込める!
お近くのファミマから簡単に申込ができる「ちょいのり保険」(1日自動車保険)。具体的な申込方法を紹介します。
<ファミリーマートからの申込方法>
- ネット事前申込み
PCやスマートフォンから事前に予約をしておきます。 - 完了メールのURLをクリック
事前申込みの完了メールが届いたら、記載されているURLをクリック。「バーコード」、「申込券印刷コード」、「二次元コード」が表示されます。 - ファミリーマートで手続き
<マルチコピー機で申込券を発券する場合>
マルチコピー機で「申込券印刷コード」を入力するか、「二次元コード」を読み取らせて申込券を発行します。次にレジにて申込券をストアスタッフに提示し、保険料をお支払ください。
<スマートフォンでバーコードを表示する場合>
スマートフォンに表示されたバーコードをストアスタッフに提示し、保険料をお支払ください。
このように3ステップで簡単に申込むことができます。
家族や友人のお車だからこそ、車両補償を付けておくことが大切
誰かのお車を運転すると緊張してしまいます。運転中に緊張することは決して悪いことではありませんが、しすぎて疲れてしまっては逆に事故の危険が高まってしまいます。気持ちにゆとりを持って安全運転ができるよう「ちょいのり保険」に車両補償をプラスしてはいかがでしょう? 大切な家族や友人の車だからこそ、より安全に運転してください。
- ※本記載の内容は2024年1月1日以降のものです。
- ※このホームページは、各保険の概要についてご紹介したものです。ご加入にあたっては、必ず「重要事項説明書」をよくご確認ください。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。
2023年12月作成 23T-002024